UTSUNOMIYA_NLP研究所

宇都宮からディープラーニングを始めとする機械学習・AI・自動化・仕組化・ツール作成についての情報を配信。python学習を始めたい方。チェックしてください。

掲載:2023年12月26日 UTSUNOMIYA_NLP研究所

 AIと著作権法についてのポイントを纏めました。


AIと著作権法、一番のポイントだけを30秒で集中理解する


 記事の対象者は以下の方を想定しております。

  • AIと著作権法のポイントを知りたい方
  • 言語処理のビジネス活用に興味のある企画職の方(非エンジニア職)



人でもAIでも基本は同じ?

 著作権法に纏わるニュースが多く、混乱もあるであろうと思います。
 結論として、ビジネスマンが捉えておくべき、AI活用におけるポイントは、以下の2点です。

  • ・AIの学習のための著作物の利用は、現行法においては許諾を要さず可能である(著作権法30条の4)
  • ・AIの出力は人間の出力の扱いと、基本的な論点は同じであり、他の著作物を侵害すると違法となる。

 生成AIは学習における内容を出力してしまうため、特にAIの出力を直接使うサービスは注意が必要です。人の侵害のケースも同じですが、元の著作物と出力した内容が似ている際は、侵害を疑われる可能性があるため、何らかの仕組で補う必要があります。

 一番、理解に相応しい教材としては、文化庁の著作権課長が解説してくださっているYOUTUBEが分かりやすいです。下記のURLから閲覧できます。是非、一見されてください。
https://www.youtube.com/watch?v=T_Y2_3dUfE8

©dhipithi Inc All rights reserved.